女性のことを考えたセックスをしよう
エッチな雰囲気づくりをしよう
女性の中にはムードに感度が左右される人も多くいます。相手の女性がたっぷり気持ちを入れられるような雰囲気を作ってあげることで、エッチの感じ方はかなり変わってきます。
エッチに入る前はお互いなんとなく分かっているものですが、いきなり「よし、セックスしようか!」ではあまりにもムードがありません。少しずつ距離を縮めていき、ついに…!という流れがベターです。
距離ゼロ地点まで行き「さぁ始めよう」となっても、そこからいきなり核心を付いてしまうとまた振り出しに。スタート地点に立ってもエッチの世界へはそこから少しずつが◎。焦らすような愛撫は女性をドキドキさせます。流れのままに進んで「この先まで行くのかな」と思わせたところでストップしてみたり、そんな変化もポイントです。少しずつ核心に近づいていき、十分に女性の意識をそこへ集中させていきましょう。
そしてエッチではなんとなく責める立場に行くことが多い男性ですが、男性だって甘えてもいいのです。というか女性も男性に甘えられるのは嫌いではありません。度が過ぎるとアレですが、時々甘えてみたりすると女性の中の何かをくすぐる効果があります。使いどころをよく見定めて出してみましょう。
また、女性と比べると男性はあまりエッチ中に声を出しません。女性はそれを本当は物足りなく思っています。あまりガンガン出されるとそれはそれでちょっと引かれそうですが、普段はそんなに出ないからこそたまに漏れる声に興奮してしまうのです。声を出したいときは素直に出してみましょう。
強弱を付けてみるのも女性をドキっとさせるポイントになります。特に耳元でふいに漏れた声は一瞬で女性の感度を上げてしまうかも。使い分けを工夫して、声で女性を気持ちよくさせてあげましょう。
前戯のテクニックが大事
前戯の最大の目的は女性側の受け入れ態勢を整えることと言っても過言ではありません。女性はあそこが乾いていると挿入時に痛みを覚えます。しかしエッチな気分が高まってくると次第にジワっと濡れ始め、挿入されることによって気持ち良く感じるように。なので前戯での女性の濡らし方はとても重要なのです。
まず肝心なのは前戯の進め方。服を脱がすところから既に前戯です。ムードを大事にして演出していきましょう。
女性は気持ちよさを感じたりエッチな気分になったりすると濡れてきます。逆に言えば、女性の声より濡れ方を見れば、どれだけ気持ちいいと感じているかも分かります。そのあたりをチェックしながらポイントポイントを愛撫したり触ったりしてみましょう。女性の反応が変わるところは要チェックです。
定番なのはキスから始まりそのまま愛撫で、首筋・乳首・クリトリス・女性器を刺激すること。優しく舐めたり、時には激しく吸い上げたりと緩急やリズムを付けてみてください。
逆に定番以外を責めることで、突然強く感じることもあります。指の先や腰、ふくらはぎ、普段は責めないようなところを敢えて責めてみると、新しい刺激に出会えるかも知れません。そうしたときに、一気に溢れるように濡れることも期待できます。前戯は研究と発見です!
なお、前戯にかける時間は女性の反応次第です。濡れていれば挿入の準備は整っていますが、そこから敢えて更に焦らすのも効果的。たまらなくなって早く欲しいと自ら求めてくるようになれば前戯の成果です。ただし、焦らし方を間違えてしまうとせっかく濡れてきたものが乾いてしまったりもするのでよく観察しながら進めて行きましょう。
今夜のオカズはもう決まってる?
スローセックスで感じやすい身体に
スローセックスとは射精や絶頂を目的としないセックスのことです。ゆっくりと時間をかけてお互いをいたわり合いながら絆を深めていきます。肌と肌が触れ合う時間を楽しむようにするもので必ずしも挿入が伴うものではありません。
セックスはどちらかと言うと男性主体で射精したらお終いというイメージが強いですが、スローセックスの場合は無理なく男女共に快感を高めることが出来るとされています。女性誌でも特集を組まれるなど、女性目線でも魅力のあるセックス方法です。
スローセックスのポイントは指や掌の使い方。ありとあらゆるフィンガーテクを駆使して性感を高めていくのですが、そのフィンガーテクにポイントが!何と肌から2cm程浮かせるというもの。まるで産毛を撫でるような繊細な愛撫でどこかくすぐったいようなゾワゾワとした感覚が、次第に快感へと変化していくことでしょう。ソフトな愛撫で今まで知らなかった思いがけない性感帯を発見することもあるかもしれません。
スローセックスでは感じている「フリ」はご法度です。素直な気持ちのままで自然体で。本当に感じた時だけ反応をするようにしましょう。
スローセックスは単にイクことが目的ではありません。お互いの性感を高め合いリラックスして気持ちいいと感じるだけでも充分なのです。ちょこっと愛撫して挿入して射精してというようなジャンクセックス(スローセックスの対比としてこう呼ばれることも)ではありません。
時間を忘れて存分に2人の時間を楽しみましょう。翌日は朝早くから予定のない日を選んでください。もしくは予定のない休日に朝からじっくりとスローセックスを楽しむのも良いですね。