セックス前にまず楽しめる雰囲気作り
女性はセックスに安心感を求める
漠然と「女性は雰囲気を大事にする」といいますが、それは女性の感情論だけでなく身体の反応などとも関わりがあります。例えば適度な恥ずかしさは刺激や興奮になり、セックスも盛り上がりますが、本当に恥ずかしいと嫌になり気持ちが冷め濡れ具合も弱くなります。
男性もそうですが、女性の身体は気持ちと連動している瞬間が多いため、一度現実に戻ってしまうとセックスする気分には戻りにくいのです。
セックスには刺激や興奮が必要ですが、その前に女性には「安心感」という土台がないと集中できません。スポーツ選手が試合前のお守りやジンクス、願掛けを重視しているのと同じように、薄暗い部屋、静かな夜など自分が安心して裸になれる感情が整ってこそ最高のパフォーマンスができるというわけです。
激しいセックスが好きな女性も、SMプレイが好きな女性も、結局は自分の恥ずかしい部分も全て受け入れてくれる環境や相手があるからこそ本気でそれを楽しめるのです。
男性ばかりが頑張らないといけないの?と思うときもあるかもしれませんが、女が濡れたり声を出してくれることで男はより興奮し気持ちよくなれるわけですから、結局女性のために頑張ることが結果として自分のためにもなるのです。
事前にセックスになりそうな雰囲気を出しておく
女性には「性欲が溜まる」という感覚がほぼありません。身体のしくみ上当たり前のことなのですが、例えばドラマでエッチなシーンを見てムラムラとすることはあっても、明日になればケロッと忘れているような感じです。
特別性欲が強い女性に限っては、男性なら全員性的な目で見てしまうという感じなので、ほぼ男性の溜まる溜まらないと似たような感じかもしれませんが。
それはさておき、女性がセックスで一番気になることは自分の身体のこと。毛を剃ったかな?アソコちゃんと洗えてるかな?メイクは綺麗になってるかな?と、考えることは山積み。女性にとって急に誘われるということは、極端な話突然友人に「今から海行くんだけど一緒にどう?今から迎えに行っても良い?」と言われている感覚と似ています。
毎日お手入れしていても、今日だけたまたま面倒でということもあるでしょうし、海ならもっと気合を入れてお手入れしたかもしれません。セックスも同じように、好意を持った相手の前では綺麗な女の子でいたいのです。
なので事前に「今日デートしよう」「明日家に来ない?」など”何かあるかも!”という雰囲気を出しておけば、良い雰囲気になったときスムーズにセックスに移行できます。
今夜のオカズはもう決まってる?
テッパンはとにかく恋愛ドラマ!
よく恋愛やセックステクニックの本、サイトに書いてあるのが「DVDを見て良い雰囲気になって・・・」という流れ。実際に試した男性も多いと思いますが、どのようなドラマをチョイスしましたか?やはりテッパン、ハズれないのは恋愛モノのストーリーですね。
悲しいもの、ギャグなど色々ありますが、おすすめなのはギャグがベースとなった面白い恋愛モノです。実は女性の中でも泣かせてくるベタな恋愛モノは苦手で嫌いという人も多く、おまけに主人公やその恋人が病気になって・・・というような悲しいものは、セックス前に見ると逆効果。どんな女性とでも楽しめるDVDは、感動するところもあるけど最後に「あー楽しかった!」と言えるようなストーリーのものです。
学生ものだと更に懐かしさもあって話も弾みます。ただ女性をセックスに誘うための道具ではなく、自分が見て面白かったドラマや、有名だけど見たことがなかったドラマなど、観ること自体を楽しむことも大切です。
ただでさえ家に連れてきて恋愛ドラマなんて、女性も何かあるなと勘付きます。下心丸出しでは警戒されてしまいますからね。